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地震のとき、エレベーターは安全ですか?
運行中のエレベーターは地震の強い揺れを感知すると「地震時管制運転装置」が働いて、自動的に最寄り階まで行き停止しドアが開いて、中の人は避難できる仕組みになっています。
ところが、2005年7月に起きた千葉県北西部地震では、南関東(1都3県)で約6万4000台のエレベーターが止まり、78件の閉じ込め騒ぎが起きました。地震の揺れで、「地震時管制運転装置」が安全に作動する前に、ドアの揺れなどで別の安全装置が働きエレベーターが途中で止まったことが原因でした。2006年8月に東京などで起きた大規模停電の際にも多くのエレベーターが停止し利用者が閉じ込められました。
地震などで停電になった時、エレベーターを安全に作動させるための非常電源装置を備えている台数について、国土交通省も日本エレベータ協会も把握していません。日本エレベータ協会の担当者は半分位しか付いていないのではないかと話しています。
2006年4月に国土交通省の審議会がまとめたエレベーターの地震対策についてもその実施には時間がかかりそうです。高齢化や都市部でのビルの高層化でエレベーターの必要性が高まっている中で、中高層マンションなどの住民にとってはエレベーターのない暮らしは考えられません。マンションの住民や超高層ビルで働く人達が安心して利用できるエレベーターの早急な安全対策が求められています。 |