突然に襲いかかる災害(防災,地震,火災,安全,災害,津波,台風)から家族の安全を守るための防災・減災(避難,防災用品,防災グッズ,危機管理)について考えてみましょう。

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安全/災害/津波/台風 外出先で大地震が起きたら
 仕事や買い物、遊びなどで外出したときに大地震が起きたらどうしたらよいのでしょうか。幼い子どもを連れていたり、お年寄りと一緒だったりしたら‥。揺れがおさまり、ビルなど建物の倒壊や火災発生、ガラスや看板といった落下物などで多くの死傷者が出ているなかで、無事が確認されたとしてあなたはどこに避難しますか。道路は瓦礫で埋まり、バスも電車も止まり、けがをしていたらどこで手当てをしてもらえばよいのでしょうか。家に残してきた家族が心配でも、携帯電話はかからず、安否確認のため災害用伝言ダイヤル171へと公衆電話をさがしてもなかなかみつかりません。


 ●動き出した帰宅困難者対策
 筆者はこうした事態に備え、多くの人が利用する駅やコンビニ、郵便局などを被災者の自助・共助の「街角支援拠点」としての活用を自治体などに提言してきました。首都圏の八都県市会議とコンビニが、交通機関がストップして徒歩で帰宅する人たちへのトイレや飲料水の提供で協定を結ぶなど官民協力による帰宅困難者対策が徐々にではありますが動き出しています。
 また、地震の発生した時間帯によっては400万人近い帰宅困難者が予想される首都東京では、新宿や北千住、品川などの主要駅を中心に周辺商店街や民間企業などの地域の協力によって地域協議会を立ち上げ駅周辺の滞留者に対する支援活動への取り組みもはじまっています。

 ●地域に見合った具体的な支援の積み上げを
 外出先での土地勘のない人(通過市民)にとっては混乱の中で指定避難場所までたどりつくのは大変です。赤ちゃんや幼い子ども、車椅子の人のために駅の待合室、駅前の銀行やホテルのロビーを一時避難場所として開放してもらえないでしょうか。ホームに止まっている電車の長椅子はけが人のベッドとして利用し、車内や駅に応急手当のための医薬品などを用意しておけば乗客が互いに協力して処置をすることもできます。
 被災したときに、ヘルメットや防災服に身を固めた支援者による避難誘導ほど心強いものはありません。しかし、支援者が被災して支援できない事態も想定され、反対に車内で無事だった人たちが地域の救援活動に加わることも期待できます。
 駅など集客スポットでの滞留者対策は消防や自衛隊などの公的な救援態勢が整うまでの地域住民と通過市民による互いのいのちを守る自助・共助の出発点と位置づけることもできます。そのためのそれぞれの地域に見合った具体的な支援の仕組みづくりが急務で訓練などを通して充実強化していくことが必要ではないかと考えています。

 減災メモ 
● 駅などの集客スポットには停電に備えての自家発電装置は欠かせない。
   暗闇での灯りは人々を励まし、テレビで情報を取り、自動販売機から飲み
   物などを取り出すこともできる。公衆電話や水飲み場、トイレがどこにある
   のか、医薬品や赤ちゃんのおむつ、抱っこ紐などを入れた防災ボックス、
   お年寄りなどが一時避難できる安全スポットは‥、こんなものが一目でわ
   かる防災地図はぜひ備えておきたい。
● 避難場所や徒歩帰宅の際などに住所・氏名の名札を付けていると、見ず
   知らずの人でも互いの名前を確認できる。同一方向へ帰る人とも友達に
   なって協力でき道中が心強い。                   (08.09.25)

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