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油断大敵!せめて家具の転倒防止を
“地震列島”に住んでいながら、自分の住んでいるところは、地震はこない、大丈夫と思い込んでいないでしょうか。
ことし6月に起きた岩手・宮城内陸地震では、死者・行方不明者22人を出し、450人近い人がけがをしました。テーブルや椅子が大きく移動し、食器棚が倒れてわれたガラスや陶器の破片が散乱しめちゃめちゃになった食堂などの映像をテレビで見ていて、食器棚の転倒防止や扉が開かないように留めてあったら、ガラスに飛散防止のフイルムシートが張ってあったら、被害はもっと少なく、けがをした人も少なくてすんだのではないかと思いました。
「こんな大きな地震は初めて!」「地震が起きるとは思ってもいなかった!」…、阪神・淡路大震災をはじめ、新潟県中越地震、福岡県西方沖地震、新潟県中越沖地震など、地震のたびごとにテレビから流れてくるこうした被災住民の声に、他人ごとのような危機意識のなさを感じ、日頃の防災関係者による、住居の耐震補強や家具の転倒防止などの呼びかけが空しく聞こえます。
室内にいて、いきなりドーンと突然の激震に見舞われたら机の下にもぐり込む余裕もまずないでしょう。だからといって、地震が起きたのは不運でしたと何もせずにあきらめるわけにもいきません。大地震から身を守り生き延びるために、まず、私達は世界でも地震の多い”地震列島”に住んでいることを思い起こしてください。自分自身を、家族を守るためにはいつ起きるかもしれない地震に備えることが必要です。
最近は、書店の棚にも地震防災関係の本が大分並ぶようになりました。一冊を手にとって見てください。家庭で、職場で、できることからはじめてみてはいかがでしょう。
赤ちゃんや幼い子どもがふだんいる部屋には、落ちてくるものや倒れてくる家具などは置かない。こうした小さな備えが、あなたの、家族のいのちを守ることにつながります。 (08.7.10)
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