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あなたのお子さんの学校は大丈夫ですか!
5月12日に中国・四川省で起きたM8.0の巨大地震で、崩壊した建物や山地での土砂崩れなどで6万9100人余りの方が亡くなり、1万8200人余りの行方がわからなくなっているということです。(6月3日現在)
地震で小学校や中学校の校舎が倒壊し、授業中の多くの児童・生徒が逃げ遅れ、崩れたがれきに閉じ込められるなどして犠牲になりました。
地震の多いわが国で同じような大規模地震が起きたときに子どもたちや学校の校舎は大丈夫なのでしょうか。
総務省消防庁の調査(平成14年)によりますと、全国の公立小中学校の校舎・体育館あわせて16万2661棟のうち、7万652棟(43.4%)は耐震基準を満たしておらず、未改修であることがわかりました。その後の文部科学省の調査でも、小中学校の耐震化率は58.6%(平成19年4月)にとどまっており、耐震診断の結果、震度6強の大きな地震が起きると倒壊や崩壊するおそれのある建物が全国で約1万棟あるということです。
●親からの問い合わせはゼロ!
筆者が、災害時の避難所にもなっている自宅近くの小学校について市の教育委員会にたずねたところ、旧基準で建てられた古い校舎は診断の結果、耐震補強が必要で、平成21年度から2か年計画で補強工事を進めるということでした。
この小学校では、新入生の教室は新たに増築された教室なので心配はないとしていますが、古い校舎の子どもたちはすばやく運動場に退避できるようにと、毎月、全校生を対象に避難訓練を行って、万一の地震に備えているということです。
学校の先生と話をしていて、四川大地震のあとも、校舎の耐震補強の問題や地震などの災害発生時の学校の対応について、児童の親からの問い合わせは1件もないということで驚きました。
子どもの安全を願わない親はいないはずですが、うちの子どもの学校は大きな地震が起きても大丈夫と思い込んでいるのでしょうか。その無関心ぶりが気がかりです。
小中学校は子どもたちが1日の大半を過ごすところで安全な場所でなければなりません。また、地域のコミュニティーセンターとしての役割もあり、災害時には周辺住民が避難する最も安全でなければならないところのはずです。
学校の耐震化を急ぐために、国は、議員立法による交付金の補助率引き上げを検討しているということですが、子を持つ親や周辺の住民は、子どもたちが安心して学べる安全な学校づくりに、たえず関心を持ち続けることが必要ではないでしょうか。 (08.6.4) |
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