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外出時に大地震発生! 初の避難訓練に参加‥ 首都直下で大地震が発生したとき、通勤・通学者や買い物客などの帰宅困難者をどのようにして安全に避難させることができるかをさぐる東京都の初めての訓練が1月25日、都心の新宿駅周辺で行われました。
●都心では400万人近い帰宅困難者が
首都東京では、大地震が起きて建物の倒壊や道路、電気などのライフラインに大きな被害が出て交通機関がストップすると、400万人近い人たちが徒歩での帰宅を余儀なくされることになり、駅周辺などでは多くの人が滞留し、こうした人たちの一時避難場所の確保や水や食料の供給が問題になっています。
今回の訓練はこうした帰宅困難者を対象に、ターミナルの新宿駅やデパートなどの集客スポットから公園などの一時避難場所までどのようにして安全に避難誘導することができるのかを検証するもので、東京都や警察・消防をはじめ、地元商店街や鉄道、学校などの周辺地域の民間事業者も加わっての大掛かりなものになりました。
●筆者も帰宅困難者として訓練に参加
筆者は都営地下鉄新宿駅の地下ホームからの避難訓練に参加、駅員の誘導により、階段を利用して徒歩で地上をめざしました。通常の一般客が乗り降りする中での訓練だったため、停電による暗闇や余震による恐怖心はなかったものの、7〜8分かかった階段ののぼりはかなりきつく、地震ではバリアフリーのためのエレベーターも使えず、けがをしていたり、また、乳幼児を連れたり、車椅子の人だったらどうやって避難することができるのかと不安になりました。
地上にでてからは警察や消防の誘導で冷たいビル風に吹かれながら高層ビル街を抜けて都庁脇の公園に向かったものの、実際の地震発生直後の混乱時にこうした誘導がはたして可能なのかどうか、また、途中、火災の発生や倒壊した建物、落下したガラスや看板などに阻まれて、避難場所まで無事たどり着けるかどうかも疑問でした。
筆者は新宿駅周辺の土地勘があるため、どこへ向かうかなどの不安はありませんでしたが、土地勘のない帰宅困難者にも『一目でわかる一時避難場所への案内図』を駅のホームやデパートなどの集客スポットに設置すること。
また、避難路には『夜間でも見える矢印や案内板などの整備』が必要と感じました。
●安心して外出できる防災対策を
帰宅困難者対策は、「徒歩による帰宅訓練」が多くの自治体で行われている一方で、国は、火災や建物の倒壊で危険であり「帰宅を急がずに会社などにとどまるよう」呼びかけるなど対応はまちまちです。
東京都は今回の訓練参加者のアンケートを集計し訓練結果を検証して帰宅困難者対策の計画策定を行うことにしており、国や地方自治体、地域が一体となっての対策づくりが急がれます。 (08.2.5) |
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