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ボランティアの体験を周囲の人に話してください!
さきごろ新潟県を襲った中越沖地震(平成19年7月)では、強い揺れによる家屋の倒壊や原子力発電所が被害を受けて運転が中止になるなど大きな被害が出ました。被災地には全国から2万7000人余りのボランティアの人たちが駆けつけて、食料や水などの救援物資を届け、住民と一緒になって地震で壊れた建物や家具などの跡かたづけにあたりました。
中越沖地震では15人が亡くなりましたが、このうち9人は倒壊した建物の下敷きになり死亡したということです。ボランティアの方の中には、時折起きる余震に、家屋の倒壊の恐ろしさを、身をもって体験した人も多かったのではないでしょうか。
●それでも進まぬ地震への備え
日本列島の各地でこのところ中規模の地震が相次いでいますが、自治体関係者によると、地震災害に対する住民の関心はまだ低く、経済的な理由もあって住宅の耐震化が遅れているということです。「大きな地震はないよ、来ても我が家は大丈夫」と考えている人も多く、室内の家具などの転倒防止も進んでいないようです。
●ボランティアが語る災害体験
地震災害は一瞬にして人々のいのちを奪い、暮らしを破壊し、その悲惨さや悔しさは被災した人でなければわかりません。ボランティアとして被災地に入り、厳しい状況の中で救援活動などに携わった方の体験談はそれだけに説得力があります。
ボランティアの方たちの体験を共有して、あすの防災に役立てようといった行政の対応は遅れています。帰宅後に会社や学校で報告会を開いたり、隣近所の人たちと会合をもったりして、古い住宅の早急な耐震補強の必要性や家具の転倒防止について話し合ってみてはいかがでしょう。大きな地震に襲われたときに、飲料水や食料、トイレの水の確保はどうしたらよいのか、特に、お年寄りや幼い子どもたちの暮らしをどうやって守ってやれるのかについて話し合うことは減災に役立つと思います。 (07.12.26) |
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